
視点移動に伴ってゆらぎを知覚させる「ゆらぎシリーズ」第一作目の作品で、地板の縞と垂直板のエッジとの間で生じる錯視効果を利用。地板の縞幅を等間隔の2.5ミリ幅とし、板のサイズを高さ80mm、板の先端の厚さが2mm、底辺の厚さが10mmの三角形の断面形状をした垂直板256枚による構成。板の色はシンプルに黒。ダイナミックなゆらぎの表現効果を特長とする作品。
第26回現代日本美術展
東京都美術館/1997年4月23日〜5月7日
京都市美術館/1997年6月19日〜6月29日
サイズ、素材:1820×1820mm/木材、アクリル、ラインテープ