第55回モダンアート展(デザイン部門)
東京都美術館/2005年4月6日〜4月20日
サイズ、素材:1820×1820mm/木材、アクリル、アルミ板、カッティングシート
スカーレット色に配色した上下の帯と中央一列に配列した25枚の垂直板による構成。視点移動に伴って25枚の板が異なるパターンで揺れ動いて見える。板の側面に貼付けられた唇のイラスト、1〜3mmまでの漸変的に異なるピッチの縞パターン。縞パターンと板との組み合わせで様々な表情をもって生まれ出る「ゆらぎ」の表現効果は、早く私に気づいて‥‥それぞれの板は、それぞれの気持ちで「I Love You」と鑑賞者に向けてメッセージを伝える。
【美術館企画展】「現代のイメージ・絵画の現在進行形」
出展作家:井川惺亮、坂口登、中村一美、西松幹浩、湯浅龍平、星加民雄
熊本県立美術館・分館/2001年3月8日〜4月8日
サイズ、素材:2300×830 mm/木材、アクリル、カッティングシート
垂直板1枚の複数枚による配置を前提としたこれまでの作品に対し、本作品は2枚組の板の構成となっている。そのため蝶の羽がひらひら動いて見えるユニークな表現効果を特長とした作品となっている。また柱形式の縦長の作品の連続配置も想定したインスタレーション作品でもある。地板の縞幅は1〜3mmのプログレッシブ間隔の縞幅を採用。写真正面の作品(タイプB)は傾斜度82°の2枚組み16枚による構成で、後の動くシンボルサインに発展していくきっかけとなった作品でもある。
【美術館企画展】「現代のイメージ・絵画の現在進行形」
出展作家:井川惺亮、坂口登、中村一美、西松幹浩、湯浅龍平、星加民雄
熊本県立美術館・分館/2001年3月8日〜4月8日
サイズ:A :320×2100mm、B:380×2100mm
/木材、アクリル、カッティングシート
等身大を超える大画面から迫る揺らぎの表現効果を特長とする作品で、企画展に合わせ制作した2点の作品の内のひとつ。地板の縞幅は1〜3mmのプログレッシブ間隔の縞幅を採用。板厚3mm、縦横100×100 mmの垂直板347枚を配列。全体構成はアルファベットのXYZの形状がダブルイメージで認識できる構図とし、中央部はアクセントとして左右側面に青と赤を配色。繊細な動きの錯視の表現効果と余白、ワンポイントのアクセントが特長。
【美術館企画展】「現代のイメージ・絵画の現在進行形」
出展作家:井川惺亮、坂口登、中村一美、西松幹浩、湯浅龍平、星加民雄
熊本県立美術館・分館/2001年3月8日〜4月8日
サイズ、素材:2500×2500mm/木材、アクリル、カッティングシート