• プログレッション01B・3-1-3
    図9柱形式ベスト

    垂直板1枚の複数枚による配置を前提としたこれまでの作品に対し、本作品は2枚組の板の構成となっている。そのため蝶の羽がひらひら動いて見えるユニークな表現効果を特長とした作品となっている。また柱形式の縦長の作品の連続配置も想定したインスタレーション作品でもある。地板の縞幅は1〜3mmのプログレッシブ間隔の縞幅を採用。写真正面の作品(タイプB)は傾斜度82°の2枚組み16枚による構成で、後の動くシンボルサインに発展していくきっかけとなった作品でもある。

    【美術館企画展】「現代のイメージ・絵画の現在進行形」

    出展作家:井川惺亮、坂口登、中村一美、西松幹浩、湯浅龍平、星加民雄

    熊本県立美術館・分館/2001年3月8日〜4月8日

    サイズ:A :320×2100mm、B:380×2100mm

    /木材、アクリル、カッティングシート

  • Illusion 04・Y6×4
  • 波の隆起13×3
  • Motion・illusion 09・R&B・01
  • ふるえる25の唇
    図8唇

    スカーレット色に配色した上下の帯と中央一列に配列した25枚の垂直板による構成。視点移動に伴って25枚の板が異なるパターンで揺れ動いて見える。板の側面に貼付けられた唇のイラスト、1〜3mmまでの漸変的に異なるピッチの縞パターン。縞パターンと板との組み合わせで様々な表情をもって生まれ出る「ゆらぎ」の表現効果は、早く私に気づいて‥‥それぞれの板は、それぞれの気持ちで「I Love You」と鑑賞者に向けてメッセージを伝える。

    【美術館企画展】「現代のイメージ・絵画の現在進行形」

    出展作家:井川惺亮、坂口登、中村一美、西松幹浩、湯浅龍平、星加民雄

    熊本県立美術館・分館/2001年3月8日〜4月8日

    サイズ、素材:2300×830 mm/木材、アクリル、カッティングシート

  • ゆらぎ01B・XYZ
  • Motion・illusion 07・01
    図3-0701
    鑑賞者の視点の移動にともなって揺れ動いて見える「ゆらぎ」の表現効果が特長の作品であるが触ることはできない。左右斜めに7度に傾斜した縞パターンを配置した12枚のパネルと水平板のフレームとの組み合わせ構造。全体の配色は黒を基調色とし、コントラストとして三角形の白のスペースでリズムを演出し、垂直板の左右側面には部分的なアクセントの色をポイントとして配色してあるのも特長。

    会場:第57回モダンアート展「新企画57回展の試み」

    東京都美術館/2007年4月23日〜5月7日

    サイズ、素材:2100×10000mm/木材、アクリル、カッティングシート、他
  • Illusion・010・R・8×4
  • 波の周期-311の記憶を辿って

この記事の評価: 0 / 5

星を無効星を無効星を無効星を無効星を無効
図11-ゆらぎ

視点移動に伴ってゆらぎを知覚させる「ゆらぎシリーズ」第一作目の作品で、地板の縞と垂直板のエッジとの間で生じる錯視効果を利用。地板の縞幅を等間隔の2.5ミリ幅とし、板のサイズを高さ80mm、板の先端の厚さが2mm、底辺の厚さが10mmの三角形の断面形状をした垂直板256枚による構成。板の色はシンプルに黒。ダイナミックなゆらぎの表現効果を特長とする作品。

第26回現代日本美術展

東京都美術館/1997年4月23日〜5月7日

京都市美術館/1997年6月19日〜6月29日

サイズ、素材:1820×1820mm/木材、アクリル、ラインテープ

この記事の評価: 0 / 5

星を無効星を無効星を無効星を無効星を無効
図12-スカーレット

地板に面する板の内側と表に面する両側面を意図的な形状にくりぬき、さらに複数の棒材を重ねることでモワレの干渉を引き起こす。視点移動に伴うモアレの表現が特長の作品であるが、一種の立体モアレ的でもありホログラフィー的な立体感を知覚させる。唇を印象づける具体的な形とスカーレット色を基調色とした全体構成に、リップクリームで光る唇のイメージにワンポイントの色を効果的に活用している。視点移動に伴う立体錯視的な動きの表現と魅惑的でシンボリックな作品。

’95モダンアート明日への展望

横浜市民ギャラリー/1995年8月30日〜9月3日

サイズ、素材:1560×1560mm/木材、アクリル、他

この記事の評価: 0 / 5

星を無効星を無効星を無効星を無効星を無効
図13-リング

格子の内側と外側の両側面をくり抜いた形状、表側のたまご切り器の印象に対し、光と影の陰影効果でドーナツの形状が浮かび上がる。光と影による二次的構成の魅力と、表側の形状との視覚的オーバラップのおもしろさを特長とする作品で、あえて感じるか感じないかの繊細な配色とデリケートな陰影の表現効果を特長としている。

’96 CONTEMPORARY ART FESTIVAL

埼玉県立近代美術館/1996年11月6日〜11月17日

サイズ、素材:1560×1560mm/木材、アクリル、他

この記事の評価: 0 / 5

星を無効星を無効星を無効星を無効星を無効
図14-オーバラップ

格子2層の組み合わせによるモアレ現象の表現効果を特長としている。格子の内側をくりぬいた光と影の二次的構成による表現効果に、面的特性を活用したモアレの表現効果を組み合わせ、視点移動に伴う色彩と形状の変化、動きの表現効果の2つの魅力をドッキングした作品。形状の構成は、奥に配置した格子の表面に正円ひとつを表現し、手前の格子の内側には四つの円をくりぬいた構成となっている。

第45回モダンアート展(デザイン部門)

東京都美術館/1995年4月6日〜4月21日

サイズ、素材:1560×1560mm/木材、アクリル、他

この記事の評価: 0 / 5

星を無効星を無効星を無効星を無効星を無効
図15十二単

平安の女性美を象徴する十二単の衣の重ねの量感や色彩調和を現代感覚で表現した作品。着物の色目の組み合わせを板の両側面に配色し、45度で組み合わせた格子の内側がくりぬかれていることで上からの光に対し、やわらかい光の輪が浮かび上がってくる。視点移動に伴う色彩変化と光と影の二次的構成による表現が特長。色彩は着物の色目の合わせを参考にした4色による構成。色彩の印象は、光が当たる部分と影になるところの印象の違いで8色を感じる。

第20回日仏現代美術展

ロン・ポワンモンテーニュ(パリ)/1994年6月14日〜6月23日

サイズ、素材:1200×1200㎜/木材、アクリル絵の具、他

Art-Works