2017/08/02(水) 11:56

篠田邸を訪問

先週末に篠田邸を訪問。先日開催した「イリュージョンの科学とアート展」にも出品していただき、尊敬する恩師と作品を通してのコラボレーションが実現し、熊本で盛り上がったばかりだったが、シンポジウムで紹介されていた天空の城を想像させる空間オブジェの設置構想を見るため約20年ぶりにご自宅を訪ねた。まだ構想中ということであるが、完成を早く見てみたい。 ところで篠田邸であるが、以前、様々な人が集まってくる庭にはオッパイかまどがあった。今は、さすがに20年の歳月で老齢化してなくなっていた。 今年のパーティに、どのような人が来られているのかは未知数である。自然の流れで集まってくる人たちの顔ぶれはその年、その年で異なるが、今年はいつもより少なく6人が集まった。つくば時代に大変お世話になった根本さん、カウボーイハットに身を包む歯医者さん、証券マンの中村さん、数学者の若者ー和田さんとガールフレンドのあゆみさん、そして「イリュージョンの科学とアート展」にもつくばから来ていただいた私の教え子の黒沢さんである。 篠田先生の話は夜中まで続き、翌朝、目が覚めると昨日のテーブルの食器はきれいに片付けられ、爽やかな光が差し込む中庭で朝食を食べた。次から次へと手品のように溢れ出る篠田先生のマジックショーの最後は世界の帽子に乾杯である。 写真は、芳名録としての玄関のモアイ像、天空の城の模型(工房)、室内での実験、パイプタバコで決めポーズ、美女たちの笑顔、シノコレ(篠田守男帽子コレクション)。
「イリュージョンの科学とアート展」最終日、視覚と音のコラボアート第2弾として光永浩一郎さんの構成による展覧会とのクロスが見事に演じられたフィナーレに相応しい感動的な演奏で観客を沸かしました。エントランスホールは満席、2階から見学される方など約200人の方がいらしていました。演目はイリュージョンのエチュードから始まり昨年の熊本地震の思いテーマに続き、月足さおりさんの左手だけによる2次元半のデリケートで研ぎ澄まされた音色が美術館エントランスホール全体に響き渡りました。特に「しずく」の美しくはかなく心に訴えかける素敵な響きに多くの方が涙する場面もありました。 9日間の展覧会も閉幕しました。来客数は1400人を越え、おかげさまで大成功だったのではないかと思っています。この展覧会は、さらに進化し、2年後にはフィンランド、エストニア、デンマークあるいはスウェーデンへと展開を広げていきます。ご協力頂きました多くの方々に感謝を申し上げます。
7月イリュージョンの科学とアート展は、明日が最終日です。おかげさまで今日の時点で約1000名の方にご来館頂きました。 今日の熊日新聞の記事(2回目)を掲載させていただきます。 展覧会を通し視覚表現と音楽表現との共通点が見えてきました。私の作品は半立体(二次元半)の表現から動きの錯視効果を演出していきます。複数の波が重なり合うと第3の波(モアレ)が生まれます。これが3次元に近い2次元半の世界へと発展し、意外性の表現へとつながっていきます。 音楽の世界も共通し、両手でピアノ演奏する場合と違って片方の手だけで演奏した場合、どうしても2次元的な狭い音になります。ところが、舘野泉氏などの演奏には微塵もそれを感じさせない音色が響きます。本展のフィナーレコンサートに関わってくださる光永浩一郎氏は舘野泉の左手だけの演奏曲の作曲される方ですが、片方だけの演奏の中に微妙なタッチで複数の音を演出しているそうです。波の隆起(モアレ表現)によって深みのある音を演出しているようです。 明日のフィナーレコンサートには、視覚のイリュージョンと音のイリュージョンの融合をテーマに、あさぎり町出身の左手のピアニストである月足さおりさんに演奏していただきます。2次元半のデリケートで研ぎ澄まされた音色が美術館エントランスホール全体に響き渡ることでしょう。 月足さんは、先天性の骨の病気を抱えており、数年前から右腕左手で演奏されるピアニストです。が動かせなくなり、ゴムの力を借りて指を動かす装具を付けた左手だけで演奏を続けている方です。今年4月、足の症状も悪化し、歩けなくなり「回復は難しい」と医師は告げられたそうです。骨の異常が進行したのだという。腰から下の感覚が失せて車いすを離せなくなり、ピアノのペダルも踏めなくなったのですが、足元のスイッチでペダルを動かす装置の開発者など様々な人の助けで再び演奏ができるようになったそうです。しかし、思うように姿勢を保てず、弾き方も変え、苛酷(かこく)さを増した自分の体に鞭打って本コンサートに挑んでくれます。音がますます澄んできており、大きな奇跡が起こるような予感すら感じております。 皆様のご来場お待ちしております。 コンサート後の作品鑑賞で、新たな発見もあるかと思います。
展覧会会場で私の作品の前で面白いパフォーマンスをやってくれました。アップします。 展覧会は明後日の7月23日までです。最終日は視覚と音のコラボアートとして光永浩一郎さんと月足さおりさん達による演奏があります。まだ見に来られていない人は明日と明後日の二日間、見逃さないように。今日は東京から、つつみよしひこさんが見に来られました。うれしいですね。  
今日は建築学科の学生約80名が中園先生の引率で来てくれました。一斉に80名が来ると会場が活気に満ちた空気になりました。ほとんどが体験型の作品だけに作品の前で回転してみたり、作品とコミュニケーションすると言うか、それぞれに反応しておりました。彼らにとって刺激的だったのでしょう。 作品の一部詳細と学生の反応ぶりをアップします。 建築学科学生にとっては篠田先生の重力反転不可能立体や 先生の新作3D効果の作品などに関心を示していました。杉原先生の鏡の作品にも非常に興味を持って見学しておりました。 昨日同様に村松先生の作品では動く軌跡の中に5人がすわりこみ 回転しながらすり抜けるインタラクティブなパフォーマンスも楽しんでおりました。 残り3日間です。夏休みになったので小学生、中学生、高校生の生徒さんにも是非、本展の体験型作品に触れて欲しいと願っています。
イリュージョンの科学とアート展4日目は、私の授業の一環で展覧会見学を実施しました。対象はデザイン学科1年生の学生45名と甲野先生が指導する3年生の学生たち、総勢70名くらいが会場を盛り上げてくれました。 北岡先生の作品の前では、くるくる回る動く錯視をアハ体験のごとく楽しんでいました。隣に展示している山口先生の作品は視点距離の違いで特に親しみやすい熊本城やくまモンが出現するため喜んでいました。 村松先生の作品は触りながら動きの軌跡を楽しむことができるため、その中をくぐって楽しむ学生もおりました。 平面なのに6センチ位、飛び出て見える篠田先生の不思議な作品や鏡越しに全く異なる形が見える杉原先生の作品には驚きの表情で見入っていました。 また一方、藤木先生のゲーム感覚で遊べる体験型の作品や宮崎先生のキューブの中の万華鏡型イリュージョンの表現には、さすがに若い学生たちだけに関心が高く、モニターの前に釘付けになっている学生が多くいました。 弟の作品の前では作品への関心よりも双子である弟の顔写真と私を比較する場面もありました。 いずれにしても展覧会場に若い人たちが入るのは活気が出ますね。明日は建築学科の学生たちが見学に来ます。
今回出品の新作をご紹介します。1ヶ月の間に3mクラスの作品、組作品等を5点手がけました。展示全般の準備もあり、展示前日まで制作しておりました。とてもハードスケジュールで2年分の仕事を短期間でやった感じです。この歳での制作に肉体疲労もピークでしたが展示を終え達成感に満ちています。FBで有言実行を明言しただけに、逃げられない状況をつくり、最後は精神力だけでやっていた感じです。時間との勝負で最後の1週間は家族や友人、学生たちも巻き込んでの制作でした。1人では難しいことの実感とともに、徹夜同然に最後まで手伝ってくれた妻の弘子には頭が上がりません。ありがとうございました。感謝、感謝です。展覧会の開催期間は23日までです。今日は休館日ですが、残りの5日間に是非ご来場いただければ嬉しいです。錯視をキーワードに全国から著名な錯視研究者の作品やアート作品を展示しています。目が回るほどに面白い体験ができる空間です。私は全日程、会場におります。ご来場の際は、お声掛け下さい。作品を通して、みなさんとの新たな出会いを楽しみにしております。作品の中には、東北大震災や熊本地震をテーマに幾つか制作しました。「SAZANAMI」、「UNERI」です。これらの作品は以前に制作した「TSUNAMI」へと流れます。縦長6点の作品タイトルは「ゆれ動く市松パターン」、音楽との関係性をテーマにし反射光による色の表現を試みた「ホワイトコンチェルト・G」、「ホワイトコンチェルト・O」、そして最後に完成した作品「ゆれ動くトランプ・ジョーカーを探せ」です。今のトランプ政権の状況をユーモアを交えて表現しました。ある角度から見ると2枚が重なる位置で♥♦、♠、♣が見える仕組みになっています。その中からジョーカーを探してもらいます。会場で楽しんで下さい。
 イリュージョンの科学とアート展の3日目にようやく展示が100%完成。 慌ただしく展示したため、フィンランドから送られてきた弟の作品「影」のパネル5枚の内の1枚が上下逆であることに気づき閉館後に直し、北岡先生の「朝日」という作品を展示に加え完成。初日約300名の人が来場し3日までの合計で500人近い方が来場されました。 明日は休館日です。少し休養を取り、最終日のイベントである視覚と音のコラボアート「波動—2次元半の表現の魅力」まで頑張りって生きたいと思います。皆さんの来場をお待ちしております。
昨日はシンポジウムを開催しました。朝10時から13時まで6人の講演者が30分毎に錯覚学に関する様々な表現について解説されました。杉原先生の「立体錯視効果とその創作法」から始まり、私の「視覚芸術表現要素としての視点位置と錯視効果、その応用展開」までの講演を行い、予定の13時ジャストに終了しました。展覧会開催に時間を食われ告知が十分ではなかったにも関わらず充実度の高いシンポジウムになりました。ご協力頂きました講演者の方々にお礼申し上げます。講演目次と講演要旨、発表会場の様子をアップします。
初日のオープニングパーティーは、10分遅れのバタバタ劇で始まりましたが、集まっていただきましたメンバーが実に素敵な方ばかりで疲れも吹っ飛ぶ楽しい時間でした。 出品者の紹介から始まり、佐藤允彦氏と上杉亜希子さんのボーカルによる演奏、中盤には志娥慶香さん(フィンランドでのオープニングコンサートでお世話になった人)による演奏、そして最後には7月23日のコラボアートで演奏していただく光永浩一郎氏と本田康平さんの演奏もあり、贅沢な至福のひとときでした。自然体で過ごせる素晴らしい仲間に囲まれて本当に幸せなひとときでした。二次会まで行き、最後まで盛り上がりました。ありがとうございました。感謝感激です。